こんなときオスラー:『平静の心』を求めて電子ブックのダウンロード

こんなときオスラー:『平静の心』を求めて

strong>本, 平島 修

こんなときオスラー:『平静の心』を求めて電子ブックのダウンロード
によって 平島 修
4.4 5つ星のうち2 人の読者
ファイルサイズ : 19.14 MB
内容紹介 医師はより複雑化する日々の臨床の中で、患者・医療スタッフとの間で、また勉強法や進むべき進路について、多くの悩みを抱えている。そのような医師たちに、もっと気軽にオスラーの言葉に触れてもらえるようにと、現代の状況(日々の臨床や医師生活の中での具体的なケース)に落とし込みながら、「こんなときには、どうすればよいか。どう考えればよいか」という医師の悩みに対して、オスラーの言葉を紹介しながら(オスラーにアドバイスしてもらいながら)、今に生きる知恵を伝授! 『総合診療』誌での2年間の連載を経て、折しもオスラー没後100年の、メモリアルの年に本書発刊! さあ、医師たちよ。逆境を乗り越え、叡智と理想、希望をもって、今日という日を生きよう! 【目次】●臨床上の葛藤―医師と患者のはざまで1 患者に怒りや不安を覚えるとき2 看護師とうまく協力して患者の治療を行いたいとき●日々の勉学の中で1 生涯学習の態度を身に着けたいとき2 経験の伴った“叡智"を身に着けたいとき3 本を強力な武器にしたいとき4 科学を探究するとき5 医学の歴史を振り返るとき●教師と生徒1 医学生を病院で学ばせるとき2 病院の教育を変えたいとき3 病院でベッドサイド教育を行いたいとき4 何をどう教えるかに悩むとき5 良き教師をめざす決心をしたとき●進むべき道への迷い1 医師という職業に挫折しそうになったとき2 医師として進むべき道に迷ったとき3 進路に悩むとき・14 進路に悩むとき・25 定年を意識するとき●理想の医師像を求めて1 医師としての資質を見失いそうになったとき2 理想的な医師になりたいとき3 人々の健康を守るために何をすべきか悩むとき4 医師同士の人間関係で悩むとき5 医師として最終的に勝利を収めたいとき●人生と平和と愛と1 人生に悩むとき2 世界の平和を願うとき3 困難な時代の生き方に悩むとき4 結束(unity)・平和(peace)・協調(concord)のとき●付録・オスラー名言集・医師として生涯続けるべき勉強法・読んでおきたい一般書・観ておきたい映画リスト●オスラーの生涯と言葉 出版社からのコメント 本書が生まれた背景として、ウィリアム・オスラー(著)、日野原重明他(訳)『平静の心―オスラー博士講演集(新訂増補版)』(医学書院、2003)の存在があります。臨床医学・医学教育の父オスラーの素晴らしい哲学あふれるこの名著は、オスラーを生涯の師と仰いだ故・日野原重明先生によって日本に紹介されました。その後、代々先輩から「医師として読むべき本」として語り継がれ勧められ、医師の生涯のバイブルとして愛読されてきましたが、時代の変遷とともに、現代の若手医師から見ると難解な箇所も見受けらるようになりました。「いや、この素晴らしい本は若い人にこそ読まれるべきだ! 」「オスラーの素晴らしい哲学、言葉は、絶対にオスラーファンだけのものにしてはいけない! 」と、熱いパッションをもつ3人のジェネラリストの著者らが現代の状況に見合うように、オスラーの言葉をわかりやすく若手医師らに紹介していくことを決意。そして、日野原重明先生のご許可を得て、『総合診療』誌にて連載をスタートしました。それが2年間の時を経て、本書にまとまった次第です! 平島・徳田・山中先生の渾身の力作をぜひ!
以下は、こんなときオスラー:『平静の心』を求めてに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
今日では増え続ける医学的知識、進化し続ける医療技術によって、多くの医学生・医師は最新知識のアップデートに多くを割かねばならず、医師としての在り方や、振舞い方を学ぶ機会はなかなか設けられません。しかしながら、いかに医療技術が革新的な進歩を遂げたとしても、医師と患者の関係、そして医師とその他の医療職との関係はこれまでと同じ人間同士の関係であり、昨今改めて医師としての在り方に悩みを抱える現状が多いと感じます。このような現代医療のなかで、オスラー先生の言葉を症例ベースに学ぶことによって、医師としての自己研鑽の方法や、人間性の育成、医師という職業における悩みの解決方法などを学ぶことができます。是非悩める医師はもちろん、特に医学部に入り、自分はなぜ医師という職業を選んだのか、そして医師とはどのように在るべきなのかという悩みを抱えた医学生に読んで欲しい一冊です。

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