「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質 (SB新書) epubダウンロード

「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質 (SB新書)

strong>本, 松本 利秋

「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質 (SB新書) epubダウンロード
によって 松本 利秋
4.8 5つ星のうち8 人の読者
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内容紹介 目からウロコ! 巻頭カラー「逆さ地図」付き ●世界のホンネがわかる「逆地図的視点」のススメ! 地図はついつい自国を中心に見てしまいがちである。 しかし、地図の向きを柔軟に変えて世界を眺める癖をつけることで、 実は世界の本当の姿がより見えやすくなるのである。 この本では、地図の東西南北の向きを柔軟に変え、 焦点となる場所が目立ち、本質が理解しやすい向きから、 現代起きている問題や過去から引きずっている問題を 地政学を援用しながら俯瞰していく。 たとえば、中国を中心に、 南北を逆さにした地図を見ることで、 中国が日本列島や島々に取り囲まれていることがわかり、 何とか出口を探そうとする戦略が理解でき、 尖閣諸島の問題などの本質がつかみやすくなる。 ほかにもロシア、中東、イスラム国、アメリカなどをめぐる 最近の情勢や各国の戦略などの本質をつかむことで、 今後の日本が歩むべき方向性がわかるであろう。 <目次> 序章 本当の世界を知るには地図を逆さにして見る 1章 逆さ地図でわかる新たな東西冷戦の始まり 2章 海をふさぐ日本列島は中国経済発展の障害か 3章 アラブの春から始まった新しい対立軸 4章 歴史を通じて深くつながる日本のとアジア 5章 アメリカのアジア回帰戦略と日本の再起動 出版社からのコメント 全国学校図書館協議会選定図書 「まえがき」より 日本を中心にした地図を見ると、日本を囲む広大な海から、豊かな恵みを受けている姿が見えてくるだろう。 ところが、中国を中心にした地図で、南北を逆さまに見れば、中国は日本列島とそれに繋がる島々にグルッと取り囲まれている姿が見えてくる。中国は長い間、北方からの異民族の侵略に関心を向けていたから、この事実にはあまり重きを置いてこなかった。 中国が二十一世紀に経済成長期を迎えると、広大な国土の一三億人以上の国民の生活を賄うために、海を意識しなければならなくなった。製品を輸出したり、原材料やエネルギーを輸入するには、自由に動ける海の道を確保しなければならない。 そう考えれば中国大陸を取り囲む日本列島の存在が疎ましく見え、何とか出口をと探すと、絶海に浮かぶ小さな尖閣諸島が目に入ってくる。ここを自由にできれば軛から解かれ、船を縦横無尽に動かすことができるという発想が、現在の尖閣諸島を巡る日本と中国の軋轢の原点だ。 ロシアは、ヨーロッパから極東まで他国の領土を通らずに移動できる広大な国土を持っている。しかし海への出口を見ると、北極海沿岸は年中氷に覆われ、バルト海はスカンジナビア半島とヨーロッパ大陸との隘路を通らねばならない。黒海からボスポラス海峡を抜けて地中海に出ても、地中海はジブラルタル海峡で塞がれる内海だ。 ロシアが二十世紀初頭に朝鮮半島に南下したのは、大海原に繫がる不凍港が欲しいという悲願からである。これが日本の安全保障に重大な脅威となり、日露戦争の原因になった。 地図そのものは平面に線を引いてあるだけのものだが、このように歴史やパワー・バランス、民族や宗教、文化等の情報を入れて見ていくと違った世界が見えてくる。これらの情報に気候や食生活など、人間世界のさまざまな情報を組み込んで、地理的な状況が政治にどのような影響を与えているかを見ていく学問が地政学だ。 地図にさまざまな情報を組み込んで世界を俯瞰的に見ることで、互いの位置を正確に見極め、互いの関係を知ろうとするところに、この学問の基本的な考えがある。その上で、自国の国益をどのように守り、有利に導くかという国際関係論の考え方にいたるのだ。 本書は、地図をこれまでとは違った角度から見て、基本的な地政学の考え方に基づいて、現在のさまざまな国際情勢を見ていこうとするものだ。その一つの方法として地図を逆にすると見えてくる世界を理解しようとする試みである。 内容(「BOOK」データベースより) ついつい自国を中心に見てしまいがちな世界地図。しかし、地図の向きを柔軟に変えて眺める癖をつけることで、世界の本当の姿が見えやすくなるのである。本書では、地政学を援用しつつ、地図の東西南北の向きを柔軟に変えて俯瞰することで、中東やロシアなど世界で起きている大問題や、領土をめぐって日本が対峙しなければならない問題などの本質を探っていく。誰もが「逆さ地図」目線を持つことで、今後の日本が世界の中で歩むべき方向性がわかるであろう。 著者について 松本 利秋(まつもと・としあき) 1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。 国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士、国士舘大学政経学部政治学科講師。 ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。 TV、新聞、雑誌のコメンテイター、各種企業、省庁などで講演。著書に『戦争民営化』(祥伝社)、 『国際テロファイル』(かや書房)、『「極東危機」の最前線』(廣済堂出版)、 『軍事同盟・日米安保条約』(クレスト社)、 『熱風アジア戦機の最前線』(司書房)など多数。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 松本/利秋 1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士、国士舘大学政経学部政治学科講師。ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。TV、新聞、雑誌のコメンテイター、各種企業、省庁などで講演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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ものの見方は色々という見本のような本です。地理学的に歴史を見れば今私たちは何をどう実行すればよいかのヒントにもなる本です読んで損のない本でした

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